最終更新日:2026年11月4日
egg流行語大賞2026が発表されました
ギャル雑誌『egg』を運営する株式会社HJが、「egg流行語大賞2026」を発表しました。2026年11月1日にegg公式YouTubeでランキングが先行公開され、11月2日に正式発表されています。
調査は2026年9月28日〜10月2日に、eggや姉妹誌nuts、小学生ギャルメディアKOGYARUのモデル・読者モデルなど、小学生から20代のギャルを対象に実施され、アンケートとSNS動向をもとにegg編集部が選定しました。
なお、12月1日に発表される「新語・流行語大賞」(本家)とは別の、egg独自のランキングです。
TOP10一覧
| 順位 | ワード | 意味(一言) |
|---|---|---|
| 1位 | 上等界隈 | ちょっぴりヤンチャで強めな人・ノリ |
| 2位 | フレネミー | 友達のようで実は敵な存在 |
| 3位 | ばり気まずい | “とても”気まずい |
| 4位 | ドパガキ | 刺激を求めて次々と動画を見てしまう自分 |
| 5位 | 泣けなくてしぬ | 最悪な出来事をあえて笑いに変える表現 |
| 6位 | 横バウンス | 音楽に合わせて横に揺れるノリ |
| 7位 | にゃす・にょ | 語尾や相槌につける”ゆる可愛い”言葉 |
| 8位 | ちょー盛れてる | 自分史上いちばんカワイイ!という最上級の褒め言葉 |
| 9位 | ザウルス | 出来事の後ろにつけてふざけたニュアンスを出す語尾 |
| 10位 | ワホー | その場を一気にハイテンションにするかけ声 |
各ワードの意味と元ネタ
1位:上等界隈
egg OGモデルのきぃぃりぷ(鈴木綺麗)さんと、nutsモデルのるる(田中流瑠)さんが出演した恋愛リアリティショーがきっかけで広まった言葉です。言葉自体も、るるさんの発信から広がったと発表されています。
「あの人、上等界隈っぽい」のように、見た目やキャラ、ノリを表す使い方をします。報道では、番組はNetflixの恋愛リアリティ番組『ラヴ上等』とされています。
2位:フレネミー
「Friend(友達)」と「Enemy(敵)」を合わせた造語です。表面上は仲良くしているのに、陰でマウントを取ったりライバル視したりする存在を指します。
英語圏で以前からある単語で、SNSの人間関係を扱うコンテンツを通じて若い世代で再注目された、と発表されています。
3位:ばり気まずい
「ばり(=とても)」+「気まずい」。発表では、TikTokなどの動画をきっかけに拡散した言葉と明記されています。
用例は「元カレと鉢合わせてばり気まずい」のような形です。
4位:ドパガキ
ショート動画を次々と見てしまう、倍速でしか見られないなど、”刺激を求めてしまう自分”を自虐まじりに表すワードです。TikTokやYouTube Shortsの見すぎを自覚する言葉として使われます。
言葉の成り立ちについては、「ドーパミン中毒のガキ」という趣旨のXの投稿が拡散したことが起源とする解説が複数ありますが、略語としての「ドパガキ」の生みの親は特定されていません。元の投稿は他人への皮肉でしたが、eggの文脈では自分への自虐として使われている点も違いです。別の高校生向け調査でも2位に入っています。
5位:泣けなくてしぬ
eggモデル・あいさ(Aisa)さんの歌手デビュー曲「あなたへのご報告」から生まれたフレーズです。泣きたいくらい最悪な出来事を、あえて笑いに変えるリアクションとして使われます。
昨年の2位「しぬ/爆死」に続く”しぬ系”のリアクションワードです。
6位:横バウンス
音楽に合わせて横に揺れながらノる、シンプルな動きです。クラブやイベント、TikTokで多数投稿され、「今年らしいムーブ」と発表されています。
横に揺れるダンス自体にはクラブ発の系譜があると報じられていますが、2026年の「横バウンス」の単一の起源は、公式には示されていません。
7位:にゃす・にょ
特に意味はなく、語尾や相槌に付ける”ゆる可愛い”言葉です。「にゃーす(=了解)」「おはにょ!」のように使います。
8位:ちょー盛れてる
KOGYARUが2026年4月にリリースした楽曲「ちょー盛れてる!」がTikTokでバズり、MVは180万回再生を突破しました(公式発表)。
「盛れてる=自分史上いちばんカワイイ」の最上級の褒め言葉として、会話にも定着しています。
9位:ザウルス
友達同士のノリから広がった語尾です。「遅刻ザウルス(=遅刻した)」のように、出来事の後ろに付けてふざけたニュアンスを出します。「〇〇ザムライ」という派生形も出ています。
10位:ワホー
約11年前、YouTuber・SEIKINさんの動画内で登場したかけ声が、2026年に再ブレイクした言葉です。TikTokで音源が使われたことをきっかけに、特徴的なポーズとセットでマネする動画が続き、現役JKを中心に広がりました。
元ネタは2014年公開の動画内のアドリブとされ、特定の意味はなく、「意味不明さ」自体が楽しまれているのが特徴です。JC・JK流行語大賞2026上半期のコトバ部門でも1位でした。
2026年の傾向は3つ
発表では、今年のギャル語の傾向が3つのキーワードで総括されています。
- ギャルが流行をつくる
1位・5位・8位は、いずれもegg/nuts/KOGYARUのモデルが出演・発信したコンテンツが発端。流行を「追う」側から「つくる」側への変化が指摘されています。 - リバイバル
ワホーのように、過去のコンテンツがショート動画で再発見される流れが続いています。 - しんどさも笑いに変える
ドパガキ、ばり気まずい、泣けなくてしぬなど、デジタル疲れや人間関係の”しんどさ”をネタ化するワードが上位に集中しました。
昨年の1位は、マユリカ中谷さんのネタが元の「おいらが行くしかねえな」で、”前向きな決意表明”の年とされました。今年はそれと対照的に、ネガティブな瞬間もノリで笑いに変えるマインドが色濃い年、と分析されています。
まとめ
- egg流行語大賞2026の1位は「上等界隈」
- TikTok発・TikTok経由のワードが目立ち、ばり気まずい、ドパガキ、横バウンス、ちょー盛れてる、ワホーが該当
- ギャル自身の発信から生まれたワードと、過去コンテンツのリバイバルが今年の軸
- 本家の「新語・流行語大賞」は12月1日発表で、eggとは別物
出典
- 株式会社HJプレスリリース「egg流行語大賞2026」(PR TIMES、2026年11月2日)
- イザ!(産経系)、時事通信、FNN、MANTANWEBの報道
- Real Sound「今どきのJKが使う”若者言葉”とは?」
- AMF「JC・JK流行語大賞2026上半期」発表資料

