今回は夜間の高感度(ISO25600)撮影の画質の検証です。
編集時のカラーコレクション(色調整)を前提とした、S-log2で撮影し、
カラーコレクション「無し」「有り」を比較してみました。
比較動画
S-logとは?
S-logに関しては過去記事をご参照ください。
撮影機材と設定
使用機材
カメラ SONY α7RII
レンズ SONY fe 50mm f2.5G (SEL50F25G)
ジンバル Dji Ronin-sc
撮影設定
シャッター速度 1/50
絞り f2.5
ISO 25600
ホワイトバランス 5300K
![](https://nozanoza-note.com/wp-content/uploads/2021/09/34878de315b4f3ff7847398db1608d1b.jpg)
色調整の工程
今回は以下の天順で色調整を行いました。
- 色調整
- LOOKで色を加工
色調整
建物の白い部分(下図の赤丸内)を目安に、
色かぶりを抑えて色の調整。
![](https://nozanoza-note.com/wp-content/uploads/2021/09/7541a3fff1f9da46f5fc3c1bf3b2168e-1024x576.jpg)
LOOKで色を加工
インスタグラムでいうところの「フィルター」
のような役割をもつ「LOOK」のプリセットの中から、
撮影場所の雰囲気に合う色合いの
「Fuji F125 Kodak 2393(by Adobe)」を適用。
![](https://nozanoza-note.com/wp-content/uploads/2021/09/look-1024x576.jpg)
仕上がりを見ての感想
やはり暗い部分のノイズははっきり出ていますが、
調整次第でかなり軽減できました。
S-log2の恩恵はこの辺にありそうです。
普段はISOの上限を3200で撮影していましたが、
今回の検証でもっと高感度でも撮影しても、
画質に遜色がないことがわかりました。
今後の撮影範囲が広がります。