副業は何をすればいいかわからない人へ|始める前にMuseでジャンルをリサーチした話

AI

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※本記事には、筆者の招待リンク・招待コードが含まれます。調査結果は2026年11月4日時点のものです。

副業に興味はある。でも、何をすればいいかわからない——。

そういう人は多いと思います。「稼げる」とうたう話は怪しいし、かといって何もしないまま時間だけ過ぎていく。私もずっとそうでした。

実は最近、「AIで動画を量産してアフィリエイトで稼ぐ」という案を思いついて、やる気だけは出ていました。ただ、始める前にどうしても引っかかったのが、「その商品とジャンルの組み合わせ、本当に正解なのか」という点です。副業はジャンル選びでだいたい決まると言われますが、その選び方こそ誰も教えてくれません。

そこで私がやったのが、始める前に、AIエージェントのMuseに「売れている商品と動画ジャンル」から先に調べさせる、というやり方です。

結果は予想外でした。私の本命案は、10カテゴリ中9位。危うく、売れない組み合わせに時間を使うところでした。

この記事では、そのときのやり取りと、返ってきたリサーチの中身をそのまま公開します。「副業をしたいけど、何から決めればいいかわからない」という人にとって、最初の一歩の決め方として、なかなか使えるやり方だと思います。

発端は「AIで靴磨き動画を量産したい」という相談だった

少し前から、こんなことを考えていました。

AIで生成した動画をショート動画(TikTokやYouTube Shorts)に量産して、靴磨きキットのアフィリエイトリンクに流せば収益化できるのではないか。ついでに「ミニスカの女性キャラが靴を磨く」動画にすれば再生数も取れるのではないか?そんなゲスイこともつい思ってしまいましたが、現実はそんなに甘くないようです。

Muse(Metaの個人向けAIエージェント)にこの案を持ち込むと、まず現実的な手順の形で返ってきました。悪くない反応です。ただ、私が本当に知りたかったのは「そもそも、この商品とジャンルの組み合わせは正解なのか」という点でした。

そこで、こう頼んでみました。

「動画視聴からアフィリエイトへ流す導線で最も効果的な商品と動画ジャンルをリサーチして」

頼んだのは、たったこれだけです。

返ってきたのは「読めるレポートページ」だった

しばらくして返ってきたのは、チャットの文章ではなく、そのまま読める形に組まれたレポートページでした。

Museのリサーチ結果(レポートの結論部分)
返ってきたレポートの冒頭。「結論先出し」で順位と数字が並ぶ

中身はこういう構成です。

  • 商品カテゴリ10種のランキング(1件あたりの報酬額、月1万円に必要な件数つき)
  • 動画フォーマット8種の順位
  • おすすめの「カテゴリ×フォーマット」の組み合わせTop3
  • 転換率を変えて試算できる計算機
  • コンプライアンス(薬機法やステマ規制など)の注意点
  • 出典の一覧と、「データで言えること」と「推論でしか言えないこと」の区別
カテゴリランキング(上位3カテゴリ)
カテゴリランキングの上位3つ。報酬額と「月1万円に必要な件数」まで出ている

個人的に一番驚いたのは量ではなく、「データ」と「推論」がはっきり区別されていたことです。たとえば報酬額は、すべて「代表価格×公表されている料率」で計算した推定値だと明記されていました。「フォーマット別の転換率の一次データは見つからなかったので、巷の数値は採用していない」という留保まで書いてあります。

AIの調査というと、もっともらしい数字を並べられるイメージがありましたが、これは逆でした。言い切れることと言い切れないことを分けて返してくる。この姿勢は、正直かなり信頼できます。

肝心の調査結果:1位は清掃用品、私の本命は10カテゴリ中9位

では中身です。AI量産との相性まで含めた総合順位は、こうなりました(報酬は価格×料率の計算値です)。

順位カテゴリ報酬/件の目安月1万円に必要な件数
1清掃用品約200円50件
2キッチンガジェット約250円40件
3美容(道具系)約390円26件
4収納・整理約250円40件
5ガジェット・電子アクセサリ約400円(TikTok Shop経由の想定)25件
9靴ケアキット約160〜320円50件

根拠として挙がっていたデータも具体的でした(なお、フォーマットの順位だけは、消費者調査をもとにした調査側の推論です)。

  • 日本のTikTok Shopで実際に売れているのは衣類・化粧品・家電/ガジェット・食品で、靴ケアはカテゴリ別の売上データのどこにも登場しない
  • 動画のジャンル(フォーマット)では「問題→解決デモ」が1位、「Before/After」が2位。ASMR的な工程動画は再生が伸びても購入に結びつきにくい
  • 日本の消費者調査では、ショート動画を見た人の購入経路で一番多いのは「Amazon・楽天で検索して購入」で、買う決め手の1位は「実際に使っている様子が映っている」(45.3%)。つまり、AIで作った「使っている風の映像」は、一番大事な部分を自ら捨てる構造になる

そして私の本命だった靴ケアキットは、10カテゴリ中9位。理由は、買う人(革靴を日常的に手入れする層)が減っていること、キットは一度買えば長く持つのでリピートが遠いことです。1件の報酬自体は並なのに、買う母数が小さすぎる、という判定でした。

「ミニスカ女子が靴磨き」案への判定はもっと辛口で、視聴には向いても購入には三重に不利、というものでした。視聴の動機がキャラやASMRであって「革靴を手入れしたい」ではないこと。そして決定的だったのが、YouTubeの公式ポリシーで「キャラクターが何度も同じ状況に置かれ、同じ結末を迎える動画」が量産型コンテンツのNG例として明示されていること。私の案は、その文言に一番近い形だったわけです。

実はこの調査の前に、私はこのキャラ案を「量産向きで一番強い形かもしれない」と考えていました。でも調査結果を受けて、Muse側はその見方を自分で訂正してきました。自分の過去の発言と矛盾する結果でも、根拠つきで「あれは強く言いすぎた」と返してくる。これは、ただの「おべっかAI」ではまず出てこない動きだと思います。

良かった点は3つ

1. 「調べて」で終わらず、意思決定に使える形で返ってくる

ランキングだけでなく、「月1万円なら何件必要か」という逆算と、転換率を入れ替えられる試算機まで付いていました。

おすすめの組み合わせTop3とユニットエコノミクス試算機
組み合わせTop3と、転換率を変えて必要件数を試算できる計算機

ユニットエコノミクス試算機

転換率に一次データはないため、ここでは仮定レンジ 0.05〜0.3%(プロフィールリンク経由、楽天/Amazon着地)で逆算する作業仮説です。実測で置き換えるべき数字です(推論・計算)。

必要な購入件数 50件

必要なリンク到達:約50,000回相当

月1万円に必要なのは「数十件の購入」であって再生数そのものではありません。量産の価値は本数ではなく、転換したフォーマットの勝ちパターンを特定して再生産する速度にあります。

調べ物って、集めたあとに「で、どうするの」を考えるのが一番しんどいんですよね。そこまで組まれた状態で返ってくるのは、かなり実務的でした。

2. 自分の案に忖度しない

持ち込んだ案が本命だった靴ケアなのに、順位は9位とはっきり出ました。しかも理由がデータつきです。「いい案ですね」で済ませるAIなら、この記事は生まれていません。

3. 出典と時点が残る

料率はAmazonアソシエイトと楽天アフィリエイトの公式情報、カテゴリ構成はTikTok公式の発表や民間の推計、というように、出典と確認日(2026年11月4日)がレポート内に残っています。後から自分で裏取りし直せる作りです。

注意点:鵜呑みは禁物です

公平のために書いておくと、注意点もあります。

  • カテゴリ別の「動画を見て買う確率」の一次データは、プラットフォームが公表していないため、この調査でも未確認でした。必要再生数の試算は、あくまで仮定を置いた計算です
  • 報酬額は実績ではなく計算値です。実際の料率は商品の分類や時期で変わります
  • 私自身、結論だけを見て終わりにせず、気になる数字は出典を開いて確認しました。AIのリサーチは「たたき台」として使うのが正解で、最終確認は人の仕事です

この「言い切れないことは言い切らない」という留保込みで返ってくるので、たたき台としての質は高い、というのが私の評価です。

この調査が教えてくれた、副業の案を見極める5つの観点

せっかくなので、今回の調査から「自分の案を始める前にチェックする観点」を抜き出しておきます。動画アフィリエイトに限らず、副業のジャンル選び全般に応用できるはずです。

1. 実際に売れているカテゴリか
プラットフォームの売上データや市場調査に、そのカテゴリの名前が出てくるか。靴ケアは、どの売上データにも登場しませんでした。「自分がやりたい」と「市場で売れている」は別物です。

2. 1件の報酬と、目標までの件数を先に計算したか
「月1万円」をゴールにするなら、報酬単価で割って必要件数を出す。清掃用品なら約200円×50件、靴ケアでも約160〜320円×50件。件数が現実的かどうかは、始める前に分かります。

3. 買う人が増えているか、リピートがあるか
消耗品は繰り返し買われますが、スターターキットのような「一度買えば長く持つもの」はリピートが遠くなります。市場の伸びと合わせて見る観点です。

4. 見る人と買う人が一致しているか
再生数が取れることと、買われることは別です。今回のキャラ案は「見る動機」がキャラとASMR、「買う動機」とずれている点が弱点でした。

5. ルールに触れないか
プラットフォームの量産・AIコンテンツに関するポリシー、広告であることの表示(PR表記)、ジャンルによっては薬機法など。始めてから発覚すると、アカウントごと失うリスクがあります。

私の案は、1・3・4・5で引っかかっていました。逆に言えば、この5つを先に見るだけで、かなり多くの「やめておいた方がいい案」はふるいにかけられます。

自分の案も調べてもらう:そのまま使える依頼文テンプレ

この5つの観点は、Museにそのまま頼めば自分の案でもチェックできます。私が実際に使った頼み方をもとに、誰の案でも使えるテンプレにしておきます。[ ]の部分を自分の案に書き換えてください。

私の副業案は[例:AIで作ったショート動画で、○○という商品を紹介する]です。始める前に、次の点を調べてください。

  1. そのジャンルは実際に売れているか(売上データや市場調査に名前が現れるか)
  2. 1件あたりの報酬の目安と、月[例:1万円]に必要な件数
  3. 買う人は増えているか、リピートはあるか
  4. 集められる客の層と、買う人の層が一致しているか
  5. プラットフォームの規約や法律(広告の表示、薬機法など)に触れる点はないか

数字には出典と日付をつけてください。データで言えることと推論は分けて書き、分からないことは「分からない」と書いてください。

ポイントは3つです。

  • 案は具体的に書く。「副業を調べたい」ではなく、商品・売り方・集客方法まで書くと、判定がはっきりします
  • 目標金額を入れる。「月1万円に何件必要か」という逆算が出てくると、現実的かどうかが一目で分かります
  • 「データと推論を分けて」と指定する。これを入れないと、もっともらしい推測が数字の顔をして返ってくることがあります

結果、私はこの案をどうしたか

調査を受けて、靴磨きAI動画の案は「アイデアとしてストック」に回しました。収益の主軸にするなら、清掃用品×Before/Afterのような、調査で上位に来た組み合わせから始める方が合理的だという結論です。

数時間かけて自分で調べたら、途中で飽きて「まあ靴ケアでいいか」となっていたと思います。始める前に止まれたのは、このリサーチのおかげです。「やらない判断」を根拠つきでできたこと自体が、今回一番の収穫でした。

Museのリサーチ、こんな人に向いています

  • 副業やアフィリエイトのジャンル選びで、感覚ではなく数字で判断したい人
  • ブログのネタ調査や市場調査に時間を取られている人
  • AIに「調べて」と頼んだことはあるけど、結果が散らかって使えなかった人

Museそのものの解説は、親記事にまとめています。

Museとは?使い方・料金・招待コードまでまとめて解説

自分でも試してみたい方へ

最後に、この記事は私の招待リンクを含んでいます。その点は最初に書いた通りで、隠すつもりはありません。使ってみたい方は、まず無料の範囲で十分だと思います。

Museに登録する(公式サイト)

登録後、設定から招待コードを入力すると特典があります。私の招待コードは「3ZOV92」です。登録後48時間以内にコードを利用すると、招待した側とされた側の双方が10億のMuseトークンを獲得できる条件になっています(2026年11月4日時点の私の招待画面の表示によるもの。利用可能回数には上限があります)。

入力手順は別記事にまとめました。

Muse招待コードの入力方法|iPhone・Android・Webの手順と注意点

まずは無料の範囲で、自分の悩みを1つリサーチさせてみるのがおすすめです。頼み方は、この記事で私がやったように「〜をリサーチして」のひと言で十分でした。

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