デスク作業中、「手元だけ暗い」こと、ありませんか?
在宅ワークや長時間のデスク作業をしていると、モニターは明るいのに手元の書類やキーボードが意外と見えにくい、という状況になりがちです。特に夕方以降や、部屋の照明を落として作業しているときは、この明暗差が気になりやすいようです。
普通のデスクライトを置くと、せっかくの作業スペースが狭くなったり、光が画面に映り込んで見づらくなったりすることがあります。すでにノートPCスタンドやキーボードなどでデスクが埋まっている人には、置き場所の確保自体が面倒なポイントです。
そんなときに候補に挙がるのが、モニターの上に引っ掛けて使う「モニター掛け式ライト」です。この記事では、このジャンルでよく知られているBenQ ScreenBarシリーズを中心に、モデルごとの違いや向いている使い方を整理しました。購入を検討するときの材料として活用してください。
モニター掛け式ライトとは

モニターの上部にクリップで固定するタイプのLEDライトです。デスク上に本体を置く必要がほとんどなく、手元とモニター周辺を照らせるのが特徴です。メーカーが「画面への映り込みを抑える設計」をうたっているモデルも多く、在宅ワークや長時間PC作業をする人の選択肢のひとつとして選ばれています。
なぜBenQシリーズ内の比較から始めるのか
他社製品を無視するつもりはありませんが、まずはBenQ ScreenBarシリーズ内で比較した方がわかりやすいと考え、軸にしています。理由は主に3つです。
- 同じメーカーなので、照射範囲や明るさの基準が揃いやすく、グレードによる違いを比較しやすい
- 無印→Pro→Halo 2と段階的に機能が増えていく構成なので、「どこまで必要か」を考えやすい
- 比較記事や口コミ情報が比較的集まりやすい
もちろんBenQだけが正解ではありません。価格を最優先したい人や、設置環境に合う製品を探している人は、他社製品のほうが合う場合もあります。そのため後ほど「他社の選択肢」も紹介しています。最終的には他社製品も含めて比較することをおすすめします。
BenQ ScreenBarシリーズ 主なモデル比較(2026年8月時点)
現行モデルのスペックを表にまとめました。
※価格・スペックは2026年8月時点の調査に基づく目安です。変動する可能性があるので、購入前に公式サイトや販売店で最新情報を確認してください。
| モデル | 主な特徴 | 照射範囲の目安 | 操作方法 | 背面ライト | 給電 | 価格帯目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ScreenBar(無印) | シンプル・自動調光 | 60×30cm程度 | 本体タッチ | なし | USB-A | 1.2〜1.6万円 |
| ScreenBar Pro | 照射範囲が広い・自動点灯/消灯 | 85×50cm程度 | 本体タッチ | なし | USB-C | 約1.9万円 |
| ScreenBar Halo 2 | 前後デュアルライト・無線リモコン | 85×50cm程度(前面) | 無線リモコン | あり | USB-C | 2.6〜2.9万円 |
照射範囲はメーカー公表値や複数の比較記事を参考にした目安です。デスクの奥行きやモニターの配置によって体感は変わる点に注意してください。
ScreenBar(無印):まずは試してみたい人向け

必要な機能を絞ったエントリーモデルです。自動調光がありながら価格を抑えているので、「掛け式ライトってどんな感じなんだろう?」と気になっている人が最初の候補にしやすいモデルです。24〜27インチ前後の標準的なモニターサイズを想定していて、ノートPC+外部モニター1台程度のシンプルなデスクに向いています。
ScreenBar Pro:ワイドモニターや複数画面を使う人向け

無印より照射範囲が広く設計されています。ウルトラワイドやデュアルモニター環境でも、画面の端まで手元の明るさが届きやすいとされています。自動点灯・消灯機能もあるので、席を立つことが多い人にも使いやすい設計です。資料を広げながら複数の画面を行き来するような、作業範囲が広めの人に向いています。
ScreenBar Halo 2:暗い部屋での作業や映像視聴が多い人向け

前面ライトに加えて、背面に間接照明(バックライト)が付いているのが大きな特徴です。モニターの後ろを照らすことで、画面と壁の明暗差をやわらげやすくなるとされ、暗い部屋での作業や映画・動画視聴時にも使われています。無線リモコンで操作できるので、デスクから少し離れた位置でも調整しやすいです。機能が多い分、シリーズの中では価格帯が高めです。
他社の選択肢(コストを抑えたい場合)
BenQ以外にも、こんなモデルが比較対象になります。
- Quntis系:5千〜8千円台が中心。自動調光やリモコン付きのモデルもあり、価格を抑えたい人の選択肢になりやすい
- Xiaomi・エレコムなどのエントリーモデル:5千円前後で基本機能を備えたものが多く見られる
BenQと比べると機能や耐久性の評価が分かれる傾向がありますが、「まずは安いもので試したい」という場合の候補として検討する価値はあります。
メリット・デメリットを具体的に整理
メリットとして挙げられる点
- デスク上にライト本体を置く必要がないので、作業スペースを広く使える
- 画面への映り込みを抑える設計のモデルが多く、反射が気になって画面の角度を何度も直す手間を減らせる可能性がある
- 色温度や明るさを細かく調整できるモデルが多く、作業内容に合わせて使い分けやすい
- 部屋全体の照明を強くしなくても手元の明るさを確保しやすいので、同居人や隣室への光の影響を抑えたい場合にも向いている
デメリット・注意点として挙げられる点
- BenQの上位モデル(Pro・Halo 2)は他社エントリーモデルと比べて価格が高く、初期費用がネックになりやすい
- モニターの縁が極端に薄いものや湾曲モニターなど特殊な形状だと、取り付け部分が合わない可能性がある。購入前にモニターの天面の厚みや形状を確認しておくと安心
- Halo 2など無線リモコン付きのモデルは、リモコンの電池交換が定期的に必要になる
- すでに部屋の照明が十分明るい環境では、効果を実感しにくいという声もある
向いている人・慎重に検討したい人
向いている人
- デスクのスペースをできるだけ空けておきたい人
- 手元の明るさやモニター周辺の明暗差が気になっている人
- ウルトラワイドモニターやデュアルモニターを使っている人(Pro・Halo 2が候補になりやすい)
- 暗めの部屋で作業や映像視聴をすることが多い人(Halo 2が候補になりやすい)
慎重に検討したい人
- すでに部屋全体の照明が明るい環境で作業している人
- できるだけ初期費用を抑えたい人(他社エントリーモデルも比較対象に)
- モニターの厚みや形状が特殊で、対応範囲外になる可能性がある人
まとめ:比較検討の第一歩として
モニター掛け式ライトは、デスクスペースを圧迫せずに手元の明るさを確保したい人にとって、比較検討の価値があるアイテムです。BenQ ScreenBarシリーズの中では、
- とにかく価格を抑えてまず試したい → 無印
- 広い画面や複数モニターの手元までしっかり照らしたい → Pro
- 背面照明や操作性まで含めて快適さを求めたい → Halo 2
という基準で絞り込むと、選びやすくなります。
ただし、価格や在庫、細かい仕様は変動する可能性があるので、購入を検討する際は各モデルの公式サイトや複数の販売店で最新情報を確認することをおすすめします。
他社製品も含めてサイズ感や口コミを比べてみると、自分のデスク環境や作業スタイルに合った1台が見つかりやすくなるはずです。この記事が、その比較検討の第一歩になれば幸いです。
