読売巨人軍の松井秀喜新監督が、就任後初めて本格的に指揮を執る秋季キャンプが10月30日からスタートした。初日に行われた6分13秒の訓示では「伝統とプライドを作り直す」「100%で取り組む」と強いメッセージを発信。
平日ながら3000人近いファンが詰めかける熱狂の中で幕を開け、2日目も「情報収集に徹する」姿勢を貫いている。背番号90での古巣復帰、高橋由伸ヘッドコーチら新体制の顔ぶれ、そしてファンの期待が交錯する「松井巨人」の序盤の動きをまとめました。
背景・就任
- 10月23日に松井秀喜氏(52)が巨人新監督に就任。
- 契約は3年、推定年俸2億円。
- 背番号は恩師・長嶋茂雄氏が初監督時に着けた90。
- 目標は強いジャイアンツの復活と新たな黄金時代の創出。
- 2002年以来の巨人復帰(24年ぶり)。
キャンプ日程
- 期間:10月30日(金)〜11月13日(金)
- 場所:読売ジャイアンツ球場(川崎)+ジャイアンツタウンスタジアム(稲城、10月31日〜11月12日)
- 休養日:11月2日・6日・10日
- 初日は午後1時開始、31日以降は午前9時30分開始予定。
初日(10月30日)
全軍がジャイアンツ球場に集合。松井監督が6分13秒の訓示を実施。
訓示の主な内容
- 個々の課題を自分で見つけて克服し、成長の「余白」を埋めること。
- 「今、何のためにやっているのか」を意識し、100%で取り組むこと(80%なら80%しか返ってこない)。
- 球団旗を指して「あの旗を輝かせてください。過去の栄光で輝いている旗じゃかわいそう。伝統、プライド、もう一回作り直して」。
- 「みんなジャイアンツの血が流れている。君たちがその文化を作っていってください」。
- 新たな強い組織を作り、自身もワクワクしていると強調。
- コーチ陣が発表され、高橋由伸氏がヘッドコーチ、清水隆行氏が打撃チーフコーチに就任。
- 観客は平日ながら異例の2932人が集まり、「おかえりなさい」の声が飛ぶ「松井フィーバー」状態となった。
服装は黒の球団パーカーを着たまま、下半身は白ユニホーム(ソックスを見せるオールドスタイル)。パーカーを脱いで背番号90のユニホームを全面披露する場面はなかった。
2日目(10月31日)
初の週末で両球場にファンが多数来場。スポーツ報知によると、ジャイアンツ球場に4167人、ジャイアンツタウンに2844人の計7011人(延べ)が集まった(読売新聞も延べ約7000人と報じている)。
- 松井監督は2日連続で直接指導を行わず、「自分の情報収集の場」「見ることに徹して」と説明。コーチ陣に指導を任せ、打撃練習などを静かにチェックした。
- 日テレNEWSなどでは、ティマの打撃練習中にケージ裏のタブレットをのぞき込む姿も報じられている。
- 今キャンプ中の実演指導については「ないと思います。たぶん次の日、起きれなくなるので」と話している。
全体の傾向
松井監督は現時点で「観察と情報収集」を優先し、選手の自主性と意識改革を求めている。選手には「来年2月のキャンプで今よりもいい姿でスタートできるように」と期待を表明している。ファンの熱狂は高く、強いジャイアンツ復活への期待が膨らんでいる。
補足:現時点では序盤のため、今後の動きや選手の反応が注目される。数字や発言は各報道に基づくもので、一部媒体で表記に揺れがある場合がある。
