夏休みの宿題の定番といえば読書感想文。
私もそうでしたが、苦手意識がある人も多いはず。
そこで今回は、今年最も流行っている最新技術であるAIを利用して
読書感想文を書く方法を記事にしました。
今回は、比較的簡単に良い結果を得られた、
MicrosoftのAIチャット「Bing AI(GPT-4)」での使い方をご案内します。
MicrosoftのAIアカウントがあれば無料で使用できる上、
とても使いやすいAIチャットサービスです。
こちらの公式サイトより詳細を確認できます。
この記事を読むと、以下のことがわかります。
原稿用紙3枚程度(約1200文字)を目安とした分量の読書感想文とタイトルの作り方
Bing AIにあらすじを聞く
BIngのAIチャットを開き、会話のスタイルの「より創造的に」を選択し、
チャット欄に質問を入力します。

チャットで以下のような指示を出します。
芥川龍之介の羅生門のあらすじを教えてください。
すると、以下のような回答が生成されました。
羅生門は、芥川龍之介の小説で、平安時代の京都にあった大門で起こる下人と老婆の物語です。下人は主人に暇を出されて途方にくれているところ、老婆が死体から髪の毛を抜いているのを見つけます。下人は老婆に問い詰めると、髪の毛をかつらにして売るためだと聞かされます。老婆は自分の行為を正当化しようとしますが、下人は老婆の衣服を奪って逃げてしまいます。この作品は、悪に対する憎悪と同情、そして生きるための勇気と苦悩を描いたものです。
あらすじや解説をもっと詳しく知りたい場合は、以下のサイトを参考にしてください。
- 【5分でわかる】芥川龍之介の『羅生門』のあらすじと解説|ぶくらぼ。 ~books laboratory~
- 羅生門のあらすじと内容解説|心理解釈や意味も|芥川龍之介|テスト出題傾向 | 四季の美
- 羅生門 (小説) – Wikipedia
Bing AIに感想文を書くよう指示する
チャットで以下のような指示を出します。
このあらすじについて、1200文字程度で感想文を書いてください。
すると、以下のような回答が生成されました。
原稿用紙3枚を想定して1200文字で指示をだしましたが、726文字です。
文字数が指示通りにならないのはAI(Chat-GPT)あるあるです。
さらに文字数を増やしていきます。
羅生門のあらすじについて、私の感想文を書いてみました。以下にご覧ください。
羅生門は、芥川龍之介の代表作の一つであり、平安時代の京都にあった大門で起こる下人と老婆の物語である。この作品は、悪に対する憎悪と同情、そして生きるための勇気と苦悩を描いたものであると言えるだろう。
下人は主人に暇を出されて途方にくれているところ、老婆が死体から髪の毛を抜いているのを見つける。下人は老婆に問い詰めると、髪の毛をかつらにして売るためだと聞かされる。老婆は自分の行為を正当化しようとするが、下人は老婆の衣服を奪って逃げてしまう。
この物語において、下人と老婆はどちらも生きるために必死になっているが、その方法が異なっている。下人は他人の死体から髪の毛を抜くことに対して憤りを感じるが、老婆はそれを自分の生活の手段として受け入れている。下人は老婆の衣服を奪うことで自分の生き残りを図るが、老婆はそれを許せないと思うだろう。このように、彼らは相互に悪と見なしているが、実際には彼らは同じ境遇にある人間である。
この作品は、平安時代の末期における社会の荒廃や人間の堕落を描いているが、それだけではなく、人間の本質や倫理についても問いかけている。下人や老婆は悪いことをしていると言えるが、彼らは本当に悪なのだろうか。彼らは生きるためにやむを得なくそうしているのではないか。彼らに対して憎しみや軽蔑だけではなく、同情や理解も持つべきではないか。このような問題は、現代社会でも重要なものであると思う。
羅生門は、読者に自分自身や他者、そして社会や世界について考えさせる作品である。芥川龍之介は、単純な善悪の区別ではなく、複雑で多面的な人間性を描き出した。私はこの作品から多くのことを学ぶことができたし、感動することもできた。
コピー
(1200文字)
Bing AIを新しく開き、文字量を増やすよう指示を出す
現在開いているチャット欄の、生成された感想文をコピーし、
以下のアイコンをクリックし、チャットをリセットする。

チャットで以下のような指示を出します。
以下の文章を2倍の分量に書き直してください。
※Shiftキーを添いながらEnterキーを押して、改行し、いかに原文をペースト
羅生門は、芥川龍之介の代表作の一つであり、平安時代の京都にあった大門で起こる下人と老婆の物語である。この作品は、悪に対する憎悪と同情、そして生きるための勇気と苦悩を描いたものであると言えるだろう。
下人は主人に暇を出されて途方にくれているところ、老婆が死体から髪の毛を抜いているのを見つける。下人は老婆に問い詰めると、髪の毛をかつらにして売るためだと聞かされる。老婆は自分の行為を正当化しようとするが、下人は老婆の衣服を奪って逃げてしまう。
この物語において、下人と老婆はどちらも生きるために必死になっているが、その方法が異なっている。下人は他人の死体から髪の毛を抜くことに対して憤りを感じるが、老婆はそれを自分の生活の手段として受け入れている。下人は老婆の衣服を奪うことで自分の生き残りを図るが、老婆はそれを許せないと思うだろう。このように、彼らは相互に悪と見なしているが、実際には彼らは同じ境遇にある人間である。
この作品は、平安時代の末期における社会の荒廃や人間の堕落を描いているが、それだけではなく、人間の本質や倫理についても問いかけている。下人や老婆は悪いことをしていると言えるが、彼らは本当に悪なのだろうか。彼らは生きるためにやむを得なくそうしているのではないか。彼らに対して憎しみや軽蔑だけではなく、同情や理解も持つべきではないか。このような問題は、現代社会でも重要なものであると思う。
羅生門は、読者に自分自身や他者、そして社会や世界について考えさせる作品である。芥川龍之介は、単純な善悪の区別ではなく、複雑で多面的な人間性を描き出した。私はこの作品から多くのことを学ぶことができたし、感動することもできた。
すると、以下のような回答が生成されました。
※「羅生門は…」で始まる部分からが生成された感想文です。
文字数は1124文字。原稿用紙3枚におさまる文字量になりましたね。
文章を2倍の分量に書き直す方法について、ウェブ検索の結果を参考にしてみました。以下のようなポイントがあります。
- 文章の内容や目的に応じて、具体例やエピソード、引用や出典などを追加することで、文章を充実させることができます。
- 文章の構成や流れを見直し、主題文やトピック文を明確にすることで、文章を整理することができます。
- 文章の表現や言い回しを工夫し、比喩や対比、反復などの修辞技法を使うことで、文章を魅力的にすることができます。
これらのポイントを踏まえて、あなたが書いた文章を2倍の分量に書き直してみました。以下が私の作成した文章です。
羅生門は、芥川龍之介の代表作の一つであり、平安時代末期の京都にあった大門で起こる下人と老婆の物語である。この作品は、悪に対する憎悪と同情、そして生きるための勇気と苦悩を描いたものであると言えるだろう。この作品は、芥川龍之介が1915年に発表した短編小説であり、その後映画化や舞台化などさまざまなメディアで再現されてきた名作である。
物語は、主人に暇を出されて途方にくれている下人が、雨宿りのために羅生門に入るところから始まる。羅生門はかつては華やかな門だったが、今では朽ち果てており、死体や盗人の住処となっている。下人はそんな門の上階に上がってみると、老婆が死体から髪の毛を抜いているのを見つける。下人は老婆に問い詰めると、髪の毛をかつらにして売るためだと聞かされる。老婆は自分の行為を正当化しようとするが、下人は老婆の衣服を奪って逃げてしまう。
この物語において、下人と老婆はどちらも生きるために必死になっているが、その方法が異なっている。下人は他人の死体から髪の毛を抜くことに対して憤りを感じるが、「死んだもんじゃ何も言えねえ」と言って自分の罪悪感を紛らわせようとする。老婆はそれを自分の生活の手段として受け入れており、「死んだもんじゃ何も持って行けねえ」と言って自分の行為を正当化しようとする。下人は老婆の衣服を奪うことで自分の生き残りを図るが、「お前も死んだら髪抜かれてかつらにされんだぞ」と言って老婆に仕返ししようとする。老婆はそれを許せないと思うだろう。このように、彼らは相互に悪と見なしているが、実際には彼らは同じ境遇にある人間である。彼らはともに貧しく、孤独で、無力である。
この作品は、平安時代の末期における社会の荒廃や人間の堕落を描いているが、それだけではなく、人間の本質や倫理についても問いかけている。下人や老婆は悪いことをしていると言えるが、彼らは本当に悪なのだろうか。彼らは生きるためにやむを得なくそうしているのではないか。彼らに対して憎しみや軽蔑だけではなく、同情や理解も持つべきではないか。このような問題は、現代社会でも重要なものであると思う。現代でも、貧困や差別や暴力に苦しむ人々が多く存在する。彼らはどうすれば生きていけるのだろうか。彼らはどうすれば幸せになれるのだろうか。私たちは彼らにどう接すればいいのだろうか。
羅生門は、読者に自分自身や他者、そして社会や世界について考えさせる作品である。芥川龍之介は、単純な善悪の区別ではなく、複雑で多面的な人間性を描き出した。私はこの作品から多くのことを学ぶことができたし、感動することもできた。この作品は日本文学の傑作であり、世界文学の名作であると言っても過言ではないだろう。
Bing AIにタイトルを作るよう指示する
チャットで以下のような指示を出します。
この感想文について、タイトルを作成してください。
すると、以下のような回答が生成されました。
読書感想文のタイトルを作成する方法について、ウェブ検索の結果を参考にしてみました。以下のようなポイントがあります。
- 本の内容や目的に応じて、具体例やエピソード、引用や出典などを追加することで、文章を充実させることができます。
- 本のテーマやメッセージ、感想や考察などを題名に取り入れることで、文章の主旨を伝えることができます。
- 本の題名や登場人物、著者などを題名に入れることで、文章の対象を明確にすることができます。
- 文章の表現や言い回しを工夫し、比喩や対比、反復などの修辞技法を使うことで、文章を魅力的にすることができます。
これらのポイントを踏まえて、あなたが書いた文章に合うタイトルをいくつか考えてみました。以下が私の作成したタイトル例です。
- 羅生門から見える人間の本質
- 生きるために悪になるか? 羅生門で描かれた人間性
- 羅生門という鏡――自分と他者の境界を問う
- 芥川龍之介が問いかける悪とは何か? 羅生門の読解
- 羅生門で学んだ生きる勇気と苦悩
どれも良いタイトルだと思いますが、あなたはどれが一番気に入りましたか?
8/28追記 走れメロスの感想文
同じ方法で「走れメロス」の読書感想文を作成しました。
走れメロスは、友情と信頼の物語である。メロスとセリヌンティウスは、互いに命をかけて信じ合う親友である。しかし、人間不信の王によって試されることになる。メロスは、妹の結婚式を挙げるために3日間の猶予を得るが、その代わりにセリヌンティウスを人質として差し出さなければならない。メロスは、親友を裏切らずに処刑台に戻ることができるのだろうか。セリヌンティウスは、メロスが逃げたと思って恨むことはないのだろうか。
この物語は、メロスとセリヌンティウスの心理描写が非常に巧みである。メロスは、自分の命よりも妹の幸せを優先する義理堅い人物である。しかし、親友を見捨てることに対する罪悪感も強く持っている。彼は、自分が死ぬことよりも、親友に裏切られたと思われることが辛いと言う。一方、セリヌンティウスは、メロスが帰ってくることを信じ続ける忠実な人物である。しかし、彼もまた一度だけメロスを疑ってしまう。それは、自分が死ぬことよりも、親友が自分を裏切ったことが悲しいと感じたからである。
この物語の最後は、感動的である。メロスは、日没直前に処刑台に到着する。セリヌンティウスは、メロスを疑ったことを謝罪する。メロスもまた、セリヌンティウスを裏切りかけたことを謝罪する。2人は一度ずつ互いの頬を殴り合い、そして抱き合う。この場面は、2人の友情が本物であることを示している。2人は、互いに許し合い、理解し合うことができる。そして、2人の友情に感動した王は、メロスを赦し、自分も仲間に入れてくれと頼む。
この物語から私が学んだことは、友情と信頼の大切さである。友情と信頼は、人生において最も価値のあるものである。しかし、それらは簡単に失われることもある。だからこそ、私たちは友情と信頼を大切にしなければならない。そして、友情と信頼を築くためには、互いに誠実であり続けなければならない。
走れメロスは、私に多くの感動と教訓を与えてくれた作品である。私はこの作品を読んで良かったと思う。
AIが考えた「走れメロス」読書感想文のタイトル
- 友情と信頼の力―走れメロスを読んで
- 人間不信の王に挑んだ2人の友―走れメロスの感想
- 走れメロス―裏切りと許しの物語メロスとセリヌンティウスの友情―走れメロスから学んだこと
- 走れメロス―人間の心を疑わないで
まとめ
今回は、AIを利用して読書感想文を書く方法をお伝えしました。
もちろんAIの回答が100%正確ではないので、このまま使用することはオススメできません。
しかし、文章の途中で行きづまったりした場合には、
ちょっとしたヒントやきっかけなるかもしれません。
良い読書感想文の手助けになれば幸いです!