令和5年(2023年)の七五三のシーズンはいつ?注意点などをご紹介します

雑記

シーズンと混雑日が異なるので注意

七五三のシーズンは一般的には11月15日とされていますが、
必ずこの日にお祝いや参拝をしなければいけないわけではありません。
お子さんの体調やご家族の都合に合わせて、10月から12月の間に行う方も多いようです。

2023年の七五三でお日柄がよく、最も混み合う日は 11月4日(土) と予想されます。
この日は土曜日で大安なので、七五三に人気の神社やお寺は大変な混雑となるでしょう。
混雑を避けたい場合は、平日や仏滅などのお日柄を選ぶと良いかもしれません。

記念写真を撮る方は衣装手配に注意

七五三の準備や服装については、
レンタル着物や写真スタジオなどを利用すると便利です。
着物のサイズは満年齢のほうが合う可能性が高いので、
数え年と満年齢のどちらでお祝いするかも考慮してください。


数え年と満年齢

数え年と満年齢の違いは、年齢の数え方にあります。
数え年は生まれた時に1歳とし、新年の元日になるたびに1歳ずつ増えていくという数え方です。
満年齢は生まれた時は0歳で、誕生日が来るたびに1歳ずつ増えていくという数え方です。

例えば、2020年1月1日に生まれた人の場合、数え年と満年齢は以下のようになります。

数え年満年齢
20201歳0歳
20212歳0歳(誕生日前)→1歳(誕生日後)
20223歳1歳(誕生日前)→2歳(誕生日後)
20234歳2歳(誕生日前)→3歳(誕生日後)

数え年は、昔から日本やアジア圏で使われてきた伝統的な数え方で、
神社やお寺などで厄年や七五三などの行事をするときに使われます
満年齢は、明治維新から西洋式の数え方が普及し、
現在では公的機関や履歴書などで使われる一般的な数え方です。

数え年と満年齢の計算方法は、以下のように覚えると簡単です。

数え年 = 満年齢 + 1(誕生日前)または + 2(誕生日後)
満年齢 = 数え年 – 1(誕生日前)または – 2(誕生日後)
数え年と満年齢の違いを理解して、自分の年齢を正しく言い表わしましょう。

現在日本では、満年齢が一般的に使われる数え方です。
ほとんどの場面で、年齢は満年齢で言い表わします。
数え年は、神社やお寺などでの行事や、伝統的な風習に関係するときに使われることが多いです。

七五三の由来

七五三の由来は、子どもの健やかな成長を祝う日本の伝統行事です。
七五三は、3歳、5歳、7歳の子どもがそれぞれ別々の儀式を行います。
3歳は「髪置きの儀」で髪を伸ばし始めることを祝い、
5歳は「袴着の儀」で袴を着用し始めることを祝い、
7歳は「帯解の儀」で大人と同じ幅の帯を締めることを祝います。

七五三の由来には諸説ありますが、平安時代に宮中で行われていた
3つの儀式が基になっているとされています。
その後、江戸時代に徳川綱吉の長男の健康を祈って始まった
という説が有力で、武家社会を中心に関東から広まりました。
明治時代には「七五三」と呼ばれて庶民にも広まり、
大正時代以降に現在のような形ができあがったとされています。

七五三の参拝日は旧暦の11月15日だといわれていますが、
現在では新暦の11月15日やその前後の土日祝日に行われることが多くなっています。
参拝する神社はその土地を守ってくださる氏神様がいらっしゃる
近所の神社が一般的ですが、有名な神社や思い出のある神社に行く場合もあります。


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